−詩文集−小牧基地
新日本文学会愛知支部(1955年8月15日発行)
アメリカの侵略を支援する日本空軍の小牧基地出撃は目前です。
ほぼ半世紀前の基地反対闘争の記録を掲載しました。
後記 丸山静
一、あなたの「小牧基地」反対のための日ごろの御活躍に、この小冊子をすこしでも役立てて
いただけるならば、これに越したよろこびはありません。
一、この小冊子の売上利益金は「小牧基地反対運動」にカンパいたします。
一、この小冊子についての御批判、御意見など、なんなりと発行所あてにお送りいただけば
幸いです。
後 記
○ 新日本文学会愛知支部では、「小牧基地拡張反対運動」にすこしでも寄与するため
に、各種の文学団体、職場サークルによびかけて、「小牧のたたかいを描く運動」をおこ
してきた。いままでのところ、「春の会」、「波紋の会」、「北斗星」の会、日文協支部、名
古屋文学学校、「モナミ会」、[あつみ会」、「車輪の会」などがこれに参加してくれて、 運
動はこれから活溌になろうとしている。
○ 八月十五日には、原水爆禁止世界大会愛知県準備会主催の「愛知平和まつり」が催さ
れる。私たちも文学団体としてそれに参加したいとおもい、それにはどういう仕方がいちば
ん適わしいかいろいろ考えて、けっきょくこのような小冊子をつくることになった。そこで編
輯をたいへんいそがなければならなくなって、あつまるべき原稿もきりすてたり、早急に書
きあげてもらわなければならなかったりして、内容はかなり貧しいものになったとおもう。
○ しかし、この貧しさはじつは私たちの文学活動そのものの貧しさであるといえる。「小牧
のたたかいを描く」といっても、それはなかなか及び腰で出来ることではない。描かるべ
「小牧のたたかい」の内容はかぎりなく豊かであっても、それにたちむかう私たちの態度
がまだしっかりしていないのである。私たちの仕事はほんとうにまだだ第一歩をふみだした
ばかりであろう。
○ それでも、とにかく第一歩をふみだした。つづいて第二集、第三集とこのような報告集を
出してゆきたいとおもっている。そして「小牧のたたかい」が全国民的にひろがり、発展して
ゆくなかで、私たちもずんずん成長してゆきたいとおもっている。 ○ この小冊子が出版さ
れるについては、会員小谷、岡田、岩田の諸君が特に心配してくれた。 記して感謝の
意を表したい。(丸山)
−詩文集ー小 牧 基 地
一九五五年八月十五日発行
頒価 二〇円
新日本文学会愛知部
名古屋市中区南伊勢町
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